うつ病/60代 女性
◆ご依頼者様の状況
夫の父親が他界後、親戚との遺産相続争いが発生。当該親戚より脅迫めいたメールが届くことなどがあり、家を取り上げられてしまうかもしれないという不安から、億劫感、倦怠感から何も手につかなくなり、夜寝ることができなくなった。1日中横になっている状態で、突然涙がでるようなこともあった。そのような状態が続いたため、心配した長女に病院受診をすすめられ、病院受診。うつ病と診断された。その後遺産相続問題は裁判となり、決着はついたが、希死念慮や厭世観、対人恐怖などのうつ症状は改善しない状態が続いていた。
◆弊所でのサポート内容
およそ9年前から、うつ病を発症し苦しまれてきた方です。自分が障害年金の対象とは思っておらず、今回弊所の広告、ホームページなどにて障害年金のことをお知りになり、ご自分では障害年金の請求はできそうにないとのことで、ご契約となりました。
受診状況等証明書、診断書につきましてはご本人経由で順調に入手することができました。
遡及分、現時点の診断書の内容についても、2級レベルで問題等はないものでした。
初診日の証明、保険料納付要件、障害の状態、いずれも特に問題ありませんでした。
弊所にてご本人からのヒアリング内容をもとに病歴・就労状況等申立書を作成し、比較的順調に請求までこぎつけました。
◆結果
障害基礎年金2級、5年遡及にて受給決定
※ご依頼者様のうつ病の状況から、遡及も含め然るべき受給であると感じています。惜しむらくは、時効のため5年までしか遡及して受給できないことです(法律で決まっていることですので致し方無いことですが・・・)。