椎骨脳底動脈解離に伴う脳幹梗塞/30代 男性
◆ご依頼者様の状況
仕事好きが高じて、自宅に仕事を持ち帰るようになり、連日夜中まで仕事をしていた。
ある朝風呂場で倒れ、浴槽から立ち上がれない状態となった。会社の上司が発見し、救急車で運ばれそのまま即入院。入院中急性期は基本寝たきりであり、眼の合図だけでコミュニケーションしていた。
投薬を受けながら、徐々にリハビリを行い、歩行器、杖を使用し、トイレに行くまでになった。
また、会話について呂律が回らず、会話が全くできない状態から 不明瞭ではあるが、聞き手が話題を知っていればわかる程度には回復。
また、会社は在職中で休職しており、将来的には在宅勤務で仕事復帰を目指している
◆弊所でのサポート内容
ご依頼者様は傷病手当金を受給しており、傷病手当金の受給が終了することから障害年金の請求をしたいとのことでご依頼がありました(初診日から1年6月経過する予定時点)。
ご依頼時には発症当初より比べて懸命なリハビリによりある程度回復していましたが、起立困難、車椅子、杖が必要であったり、着替えが自分でできない、嚥下障害が残っており、時に援助が必要な状態でした。
また、会社の温情により在籍中であり、厚生年金保険に加入中という点が気がかりでしたので、会社の総務の管理者の方と相談し、現時点での会社の対応状況につきましてヒアリングし、その点についても追加で申立てました。
また、診断書は肢体とそしゃく、嚥下機能、音声又は言語機能の2通提出しました。
◆結果
障害厚生年金1級にて受給決定
※2級となる可能性もありましたので、1級受給を目指して、できる限りのことをして対応いたしました。
希望通り1級受給でき、本当によかったです。