統合失調症/48歳 女性
子供の幼稚園でのつきあいのストレスから発症。盗聴や幻聴および被害妄想が出現し、A神経科受診。1か月後、B病院受診し、その後実家に戻りC大学付属病院精神科受診。3カ月後、自家へ戻りDクリニックへ転医。 3年後転居に伴い、E神経内科へ転医。アルバイトをはじめる。その時点で年金事務所へ相談したが、働いていることと、初診日に厚生年金保険に加入していないことから、受給できないとの回答。 E神経内科へは10年以上通院。E神経内科が閉院となったためF神経内科へ転院。そのころ、アルバイトしていた場所が別会社の管理となり結果的に職がなくなる。この時点で主治医より障害年金の話がでたが、A神経科、Dクリニックにてカルテが残っておらず、初診日、障害認定日時点の証明ができない状況となっていた。この時点で弊所に問い合わせがあり、A神経科、Dクリニックへ再度確認を行ったがカルテは残っていないとのこと。遡及請求は断念し、せめて事後重症は通したいと考え、初診日の証明方法を検討し、第三者証明をとることとした。幸い、ご近所の方が憶えていてくださって第三者証明をとることができたことと、奇跡的にA神経科の薬の処方箋が見つかったため、証拠書類として請求時に提出。一時は諦めていたが、障害年金2級で受給決定しました。