脳出血/ 40代 女性
◆ご依頼者様の状況
パート就労中に椅子から立ち上がろうとしたところ、急に左半身に異常を感じ、動かすことができなくなったため、同僚に救急車を呼んでもらい、A病院へ搬送された。医師と会話はしていたことは覚えているが、意識がはっきりしておらず、会話内容などの記憶は曖昧。1カ月程度経過し、左片麻痺により体の左側は全く動かないが、右側は動くため右側を駆使し、リハビリで座る練習から装具を付けて立ち座りの練習までをするようになった。2カ月後、1月頃に一人でトイレに行けるようになった。また、病院内を車椅子で移動もするようになり退院。左片麻痺の改善は見込めないため、現状維持のための訪問リハビリ開始。リハビリの時しか外出することはない。
◆弊所でのサポート内容
初診日から1年6カ月を経過していませんでしたが、症状は固定しているとのことでした。脳内出血や脳梗塞などの脳血管障害による機能障害は、初診日から6か月以上経過し、医師が症状固定と認めた時点から障害年金を請求することができます。 初診から1年6か月も待つ必要がありません。そこで症状固定日と症状の改善の見込みがない旨を診断書に記載していただき、請求処理しました。診断書では、左側の筋力はほぼ著減、日常生活における動作では左側がすべて×となっていましたので、2級以上はいけると感じておりましたが、1級まではどうかというところでした。
◆結果
障害基礎年金1級にて受給決定(症状固定日にて受給権取得)
※左片麻痺の状態、日常生活での不自由さを正確に十分に書類で伝えることができたことが、1級受給につながったと思います。