双極性感情障害/ 20代 男性

◆ご依頼者様の状況
十代の頃から、気分の浮き沈みが激しく、自傷行為を繰り返していた。病気の認識はあったが病院へは行かなかった。
高校卒業後、就職したが、気分の浮き沈みの激しさから、仕事が3カ月程度しか続かず、いくつかの仕事を転々としていた。
同棲している彼女がいるが、彼女が働くため家をでて、家で一人きりになるようになり、気分が沈んだときに自殺未遂を起こし、同棲中の彼女のすすめがあり、病院を受診。病院受診後も自傷行為やODしてしまうことが続いていた。また、躁状態のときは多弁、不眠になり浪費する。

◆弊所でのサポート内容
ご連絡をいただき面談し、ヒアリングした内容からかなり激しい症状なのだと感じました。
初診日から1年7か月後の時点でしたので、病歴・就労状況等申立書に書く期間は短くなりますが、希死念慮など症状の重さが十分に伝わるよう作成しました。また、医師へ病状などをヒアリングした結果を通知。
診断書が2級レベルであることなどを確認し、請求しました。

◆結果
障害基礎年金2級にて受給決定
※病識をもったときに病院を受診していれば、その日が初診日になり、初診日から1年6月後に障害年金を受給できていた可能性はある方です。障害年金は医師の診療を受けないと、請求することもできません。障害年金について知っていたら、早期に病院を受診してたでしょうか・・・過去のことをとやかく言っても何ともなりません。
今回、2級受給となりましたので、将来に向かって障害年金を上手く使って、より良い生活を送っていただければと思います。