軽度知的障害/ 50代 男性

◆ご依頼者様の状況
小中学校は特別支援学級。中学卒業後、職業訓練校に通い、その後障害者枠で就職。30数年間勤務したが会社が倒産し、解雇された。その後職を探したが、なかなか見つからなかったところ、就労継続支援B型作業所にて勤務することとなった。障害者福祉サービスの受給者証をもらうため、病院を受診。WAIS‐Ⅳ検査でIQ53であった。

◆弊所でのサポート内容
障害者福祉サービスの受給者証をもらうために病院受診したことで、障害年金請求に至り、弊所へご依頼がありました。
IQ53で、IQ50以上ですので、数値のうえでは軽度の状態と判定されます。軽度の状態は「日常生活はできる」とされていますので、軽度の状態では基本的には2級には該当しません。
2級を受給するためには、軽度であっても日常生活に支障がでていることを主張していく必要があります。
ご家族からヒアリングを行い、日常生活の支障について丁寧に確認しました。実際に2桁の足し算、引き算の計算ができなかったり、通院や市役所での手続きが一人では困難であることなど日常生活が一人では困難であることがわかり、それを医師に文書で十分に伝えました。また、病歴・就労状況等申立書にも日常生活の困難さについて丁寧に言及しました。

◆結果
障害基礎年金2級にて受給決定
※診断名は軽度知的障害でしたが、日常生活にいかに支障がでているかを医師に伝えることと、病歴・就労状況等申立書に反映させることで、2級の受給につながったと思います。30年間就労できていたこともあり、障害年金受給については、思いもしなかったように思われるのですが、20歳前障害で20歳から受給できていた可能性もあります。30年間受給できていたとしたら、その額は2000万円を超えることになります。