自閉スペクトラム症/ 20代 男性
◆ご依頼者様の状況
3歳児健診のとき、他の子はじっと座っているのに、うろうろして落ち着きがなかった子どもであった。
保育園ではこだわりや問題行動があった。5歳時に病院を受診し、自閉スペクトラム症と診断された。
小学校では、授業をじっと聞いていることができなかった。中学入学後は、強迫観念からいろいろな事が気になってしかたなくなり、パニック状態になると大声を出したりし、高校入学後も続いた。
大学入学後、パニック状態になって警察沙汰になることがあり、救急車で運ばれたことがあった。
大学卒業後は、ハローワーク経由で就労移行支援へ通い、1年後障害者枠で就労開始。
4年程勤務を続けたが、仕事内容の高度化に伴い、上司から叱られることが多くなり、仕事を欠勤するようになった。
契約更新されず、失職。
◆弊所でのサポート内容
5歳の頃(20数年前)に初診日がありますので、受診状況等証明書が入手できるかが問題でした。
初診の病院に確認したところ、受診状況等証明書が書けるとのことでしたので、初診日問題がクリアーとなりました。
次の問題は、障害認定日に病院へ通院していたかという点でした。この点も丁度20歳の頃から現在の病院に通院をはじめていたたため、障害認定日の診断書も作成していただくことができました。
丁寧にヒアリングを行い、医師への診断書依頼書、病歴・就労状況等申立書を作成し、障害認定日請求を行いました。
◆結果
障害基礎年金2級にて受給決定、遡及分(5年、約420万円)受給
※法的にはカルテの保存期間は5年で、カルテがなくて遡及請求を断念せざるを得ないケースも多々ある中、20数年前の初診日証明ができたこと、障害認定日の診断書が入手できたことは、とても幸運であったと思います。
遡及できるできないでは数百万の差がでてしまいます。